第56回 北海道小学校校長会教育研究 渡島・北斗大会 閉会式   研究大会 大会長 挨拶

 学校経営に懸ける校長としての熱き思いを語り合った、第56回道小教育研究渡島・北斗大会の幕が、今、静かに下ろされようとしています。

 昨日と今日の2日間、これからの学校教育のあるべき姿と、校長としてのリーダーシップの在り方について、真剣に、そして、今まで以上に深く考えた研究大会でありました。全道よりご参集くださいました会員の皆様の熱心な研究協議、ありがとうございました。




 この大会を開催するにあたり、道小では大会実行委員会の協力を得て、これまでの分科会協議の在り方を一歩進め、参加型から参画型の分科会協議を目指し、準備を進めてまいりました。

 先ほど、谷口秀文研修部長から報告があったように、子どもたちの未来を支える学校経営と学校改革に立ち向かう校長のリーダーシップの在り方を探る13の分科会全てにおいて、これまでの研究大会をしのぐ熱心かつ提案性のある協議が行われ、分科会協議の更なる進化を標榜してきた本大会の初期の目的を十分に果たすことができました。

 昨日の分科会において貴重な提言をしてくださいました各地区の校長先生、長い時間をかけ参画型の分科会協議の在り方を模索してくださった司会者・趣旨説明者・運営責任者の校長先生方、本当にありがとうございました。

 参加された校長先生お一人お一人の高い意識が、大会をさらに意義深いものにしたことを誇りに思うとともに、成果が全道の各学校に還流していくであろうことに胸が熱くなる思いであります。

この2日間の大会を見事に運営し演出してくださった 和高 敏明 大会実行委員長 伊藤 剛史 実行委員会事務局長をはじめとする73名の渡島小中学校長会の皆様、本当にお疲れ様でございました。緻密できめ細やかな大会運営から、渡島小中学校長会の結束力と実践力の高さを見せていただいたように感じます。本当に、ありがとうございました。

 この2日間の研究協議を通して、我々校長が『新しい社会の形成に向けて挑戦する子ども』を育てるために、どうあらねばならないのか、どのような学校経営を進めていくべきなのか、真剣に交流することができました。

 今、私たちの胸の中には、学校を預かる最高責任者として、教職員の先頭に立ち学校改革をさらに進めていく熱き思いが、ふつふつと沸き上がってきます。2日間の大会で交流し学び得たものを、各地区・各学校に持ち帰り、是非明日からの学校経営・教育実践に生かし、子どもの姿で本大会の成果を表そうではありませんか。

 教育は、今変革の時を迎えています。校長の責任は、ますます重くなるでしょう。しかし、子どもの明日を切り拓く校長の仕事は、やりがいのある仕事です。この変革の時に校長として身を置いていることを誇りに思い、強い使命感をもち共に進んでいきましょう。

 そして、来年、校長としての研鑽の成果を持ち寄り、日高大会で再会したいと思います。

 参加されました校長先生方の、益々のご活躍とご健勝をご祈念申し上げるとともに、もう一度。和高実行委員長を始め渡島小中学校長会の皆様に、心から感謝の意を表して閉会式の挨拶といたします。

 2日間、本当にありがとうございました。