平成30年度 北海道小学校長会 第3回理事研修会
平成30年10月3日(水) 函館アリーナ 
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内容~概要~

 【報告事項】
(1)教育情勢
(2)会務報告・各部の活動報告
(3)文教施策懇談会・各課懇談会 報告
(4)第70回全連小研究協議会北海道大会(函館市)について
(5)その他
 【協議事項】
(1)各教育局・地教委への要望活動について
(2)企画研修委員会より
【連絡事項】
(1)第4回正副会長研修会・理事研修会について
(2)4日、5日の日程について
(3)全体会、分科会の司会者・発表者の打ち合わせについて
(4)開閉会式等のリハーサルについて
(5)その他
 



 
 鈴木 宏宣副会長
 今日の函館市の空は、爽やかである。
明日、全連小研究協議会北海道大会がいよいよ開かれる。
これまでの準備にご尽力された函館市の校長会の皆様、大会実行委員の皆様に、感謝を申し上げる。
明日は、台風や地震と停電などにも負けない北海道の心意気を全国に示す大会としたい。
それでは、第3回理事研修会を始めたい。


  
 本間会長  全文表示
お手もとの会長資料を基に,簡単にお話をする。
1点目は、「平成31年度文部科学省概算 要求」についてである
2点目は、「新学習指導要領の円滑に向けた小 学校における教育課程の弾力的な運用についての検討」についてである。
3点目は、「ICT活用教育における著作物利用についての課題や,教育の情報 化に対応した権利制限規定等の整備」についてである。
4点目は、人事院総裁談話と人事院勧告についてである。



 森 敏隆  副会長
  次の会合もあるので,スムーズな議事進行の協力をお願いする。
 


(1)教育情勢 全文表示
大石事務局長
1点目は北海道胆振東部地震についてである。
2点目は来年度の文科省の概算要求についてである。
3点目は新学習指導要領に関わってである。
最後に、学校における働き方改革である。

(2)会務報告・各部の活動報告  


会務報告 7月~9月  梶野事務局次長 会務報告表示 

7月・8月・9月の会務報告をする。
 お手もとの会務日誌をご覧いただきたい。
まず,7月13日に,第6回小中合同研修会と小中合同事務局研修会・学習会を行っている。
小中合同学習会では,道小・道中の事務局員が集まり,7月下旬から始まる地区研に向けて,各地区から出された質問や要望事項に対する回答内容について検討した。
 
地区研については,7月30日の上川地区と旭川小中から始まり,31日の稚内地区,8月6日の日高地区,7日の後志地区と小樽地区,22日の根室地区,24日の釧路地区と釧路市地区が終了した。
ただ,9月6日に予定していた渡島・函館地区,9月13日に予定していた胆振地区の地区研は中止となり,今後については検討中ということである。
 
8月9日には,文教施策懇談会・各課懇談会を無事に終えており,このあと,報告のところで,全体会,各分科会の様子について報告をする。 

 
各部の活動報告   
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  まず,本年度の「地区別教育経営研究会」は,各地区のご協力を得て,実施されている。

平成30年7月30日の上川,旭川小・中地区を皮切りにスタートしたが,北海道胆振東部地震により,いくつかの地区で,中止,延期などの措置がとられた。難しい判断を迫られた地区もあったと聞いている。ご協力に感謝する。

 




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 1点目は,第70回全国連合小学校長会研究協議会北海道大会についてである。
大会実行委員会との連携の下,鋭意準備を進め,おかげ様で大会前日を迎えることができた。お手元の大会要項にありますように,各地区の理事の校長先生のご指導の下,研究発表の準備も整った。本大会においても,「参画型の分科会の更なる充実」を目指し準備を進めてきた。これまでの各地区での取組に感謝申し上げるとともに,明日からの研究協議が実り多いものとなるよう,協力をお願いする。



経営部  
竹嶋 充 経営副部長
研修部 
川島 政吉 研修部長





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 1点目は,6月15日(金)に行われた全道会長研修会の記録についてである。これは,道小情報特別号として,そのまとめが皆様のお手元に届いていることと思う。かつては,教育北海道の11月号に掲載しておりましたが,全道の校長先生にできるだけ早く情報提供するために,道小情報特別号という形で,2学期早々に,皆様のもとに届くようにと考えている。今年度は9月10日に発行し配付した。各地区の様子や取組についての情報共有として,ご活用いただけたらと思う。
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 それでは、7月以降の業務について、報告をする。
 会報「教育北海道」についてである。322号は7月20日発行した。既に各地区の先生方にも届いていることと思う。
 323号は、既に原稿の依頼が終わり、現在編集作業に入っている。退職予定者の名前などについては、後日、地区の事務局長の皆様に確認をしていただくのでよろしくお願いする。
対策部  
砂川 昌之 対策部長
情報部 
横澤 英三 情報部長

 
 (3)文教施策懇談会・各課懇談会 報告 詳細は道小情報・道中だより 号外 参照 12月発行予定

  平成30年8月9日、道庁別館で、佐藤教育長をはじめ幹部職員20名と文教施策懇談会が開かれた。
 その後、本庁において3つの分科会に分かれて各課懇談会が行われた。




全体会 
  砂川 昌之 対策部長
 協議1 「学力・体力の向上と教育環境の条件整備」に関わり,学力・体力についての具体的な取組などの実情と人的配置,ICT等の環境整備,についての質問をした。

協議2では「生徒指導上の問題と解決のための方策」に関わり,いじめ・不登校をはじめとして複雑多岐に渡る生徒指導上の問題に対する取組と現状についての報告,そして①生徒指導等の加配教員の配置計画,②SC・SSW等の専門的職員の配置計画,③情報社会・ネット社会を生き抜く力を身に着けさせるために必要となる今後の施策や支援について質問をした。また,人材不足の町村への専門家の派遣,生徒指導に係る問題の早期解決に向けた関係機関や専門家との連携について今後の在り方や,見通しについての質問をした。

協議3では「教頭を取り巻く現状と問題解決のための方策」に関わり,様々な業務に携わる教頭の長勤務時間や健康問題などに対応するための,教頭の負担軽減と優秀な人材確保に向けた管理職を目指す意欲につながる施策についての現状と見通しについての質問をした。



第1分科会 
  鈴木 宏宣 副会長
 テーマ1 提言 「教育課程の編成・実施・評価・改善」
①教職員定数の改善について
・ 今後の定数改善の見通しについて
・ 道独自による取組等について
② 専科指導教員等の配置について
・ 継続配置のお願い
・ 今後の英語専科指導教員等の配置
③ 期限付教員の配置について
・ 期限付教諭の割合を低く抑える
・ 今後の人材確保の見通し

【追加質問】
① タブレットの整備について
② 情報化に係る道としての予算編成の見通し
③ プログラミング教育の研修について,悉皆研修にする見通し

テーマ2 提言 「教職員の資質・能力の向上のための研修体制」
① 研修時間の保証について
・ 時間外勤務等,勤務時間等の制度改善について
② SC,SSW等,生徒指導に関わる職員の増員について
・ SC,SSWの配置拡充について
【追加質問】
① 教員採用試験の応募者減少について
② 期限付教諭の未配置と資質向上について
・ 道主催の「期限付教諭研修」について
    
 

第2分科会 
 片桐 由博 副会長
 テーマ1 提言 「子どもと向き合う時間を確保するための具体策」
①本来担うべき業務に専念できる環境の整備について
・スクール・サポートスタッフ等の配置について
②学校が希望をする教職員の人材の確保について
・道内の小中学校で定数を満たしていない学校の現状
・教員の人材確保についての具体的方策
③チーム学校としての体制の構築に向けた教育条件整備について
・新たな休暇制度の設定について
・学力向上実践指定校の波及効果や拡充について

テーマ2 提言「学校における危機管理の在り方」
①自然災害に対する危機管理について
・危機管理マニュアルの見直しについての見通し
②登下校時の安全対策について
・北海道の地域性を考慮した具体的な手立てについて



第3分科会  
 紺野 元樹 副会長
 テーマ1 「特別な配慮を要する児童生徒への対応」
①特別支援教育担当教職員の人材確保について
②特別支援教育に関わる教職員の専門性向上のための研修等の取組と,特別支援学校教諭免許状所有率向上のための取組について
③特別支援学校や特別支援教育センターとの連携推進について
【追加質問】
① 調査物の簡素化や調査時期の見直し,多忙化解消に向けての具体的見通しについて
② 通級指導教室の教員が各学校の巡回指導等は出来ないか

テーマ2 「学びの支援のための条件整備」
①養護教諭の全校配置について
② 教職員の資質向上等の取組への支援について
(1) 教職員研修のためのICT環境整備について
(2) へき地・小規模校教育研究センター等の研究機関と道教委との連携及び情報発信について
(3) へき地・複式教育の研修・研究活動に対する財政面の支援について
③全国へき地教育研究大会参加への支援について
【追加質問】
①期限付教諭の確保及び臨時的任用教員の配置についての考え
②免許外教科担任の解消について
(1) 免外加配や非常勤講師の派遣,複数校に勤務する教員の発令などについて
(2) 「技術・家庭科」などの免許認定講習の開催について,特別支援免許認定講習のような道内4か所で開催する等の考えはないか。

さらに,教員を希望する人材の確保等について意見・要望が出された。


  
                                
(4)第70回全連小研究協議会北海道大会(函館市)について 
白幡 俊一 実行委総務部長 
 『分科会の充実こそが最大のおもてなし』『スムーズな運営こそが、最大のHospitality』を合い言葉に連携を深めて取り組んできた。
ただ、難しいことに、いろいろな制約もあり、参会者の皆様には、いくつかのご協力を願うことがある。
例を挙げると、基本的にはゴミの持ち帰り、可能な限りの禁煙等お願いすることになる。
最終日に道内の各地区で用意した貸し切りバスの駐車場所や乗り込む場所についてスムーズにいくように調整している。
各地区の皆様には、ご協力を願うことになる。よろしくお願いする。
台風の影響で大阪の会員を中心に欠席や遅参の連絡がけっこう入っている。対応していきたい。
運営全般に関して、ほぼ全て把握しているので、遠慮なく問い合わせをしてほしい。
 閉会式では、参会者が一同に「大空と大地の中で」を歌うことになっているが、
函館で映像を用意している。 皆さんで大合唱しながら見ていただきたい。

(5)その他

  詳しくは、『道小 情報 第3号』をご覧ください

(1)各教育局・地教委への要望活動について 梶野事務局次長 全文表示 

道教委の国に対する提案・要望事項は、大きく「重点要望事項」と「一般要望事項」の二つある。……
その平成30年度「道小・道中・道公教の道教委への要望内容」と平成31年度「道教委の国への要望内容」で比較検討した。
昨年度の61%に対し、今年度は、道教委へ要望した内容の63%が国への要望事項として取り上げられている。……
小学校長会と中学校長会が一緒の地区では、小中まとめて一地区として提出していただく。
旭川・函館・帯広の場合は、小・中それぞれの校長会で提出していただく


 提案どおりに承認

(2)企画研修委員会より    大石 事務局長  全文表示 

 「企画研修委員会」は,昨年度までの話し合いの経過を踏まえ,今後の北海道小学校長会の組織強化や活動の充実・改善等について,
検討することを目的として毎年度新たに設置をしている。……
今までの経過を受け,北海道小学校長会の目的である校長の職能向上と本道教育の振興を図るために,組織の活動が停滞することなく前進していくことを基本に検討していく。……
そこで,企画研修委員会を組織していく。各ブロック1名,札幌1名となっているので,10月12日(金)までに決定し,事務所まで連絡をお願いする。。
 
 提案どおりに承認


森 敏隆  副会長

 参会者の皆様のご協力に感謝する。

(1)第4回正副会長研修会・理事会について…………梶野事務局次長
    平成30年12月17日(月)ホテルライフォート札幌
   第4回正副会長研修会について      
   第4回理事研修会について        
   第2回専門部研修会について       
   


(2)4日、5日の日程について…………梶野事務局次長

(3)全体会、分科会の司会者・発表者の打ち合わせについて…………新井 研究副部長

 
  
(4)開閉会式リハーサルについて…………武部 経営副部長
   
(5)その他

  

 片桐 由博  副会長
 明日からの二日間、全連小研究協議会北海道大会が、この地、函館で行われる。
北海道の校長先生には、分科会の小グループでの司会や記録など何らかの役割が当たっている。
それこそ オール北海道の体制で、明日の大会を迎えることになる。
これまでの準備に尽力された理事の皆様、道小事務局の皆様にお礼を申し上げるとともに、明日からの大会の成功を祈り、閉会の言葉としたい。