平成26年度 第1回理事研修会

日程 平成26年5月13日(火)9時30分より 

場所 ホテルライフオート札幌
内容(概要)
 【報告事項】
〇教育情勢
〇会務報告
〇第57回道小教育研究日高大会

【協議事項】
〇平成26年度の活動推進
〇副会長,理事の専門部所属
〇副会長,理事の専門部所属
〇専門部会開催
〇各部年間計画
〇道教委への要望活動
〇「生きぬく力」を育む本道教育の充実
 に向けた提言
〇道小目高大会の分科会運営者の委嘱
〇情報交流
〇その他
 ・組織の在り方検討委員会
 【連 絡】
〇地区研修補助金
〇第66回仝連小研究協議埼玉大会
〇第2回全道大会分科会運営者研修会
〇全道会長研修会に関わる事前調査
〇道小連絡網
〇第2回理事研修会について
〇その他

【道教委講話】


1.開式の言葉 
反保 副会長
昨日の総会研修会大変お疲れ様であった。理事研修会は年6回ある。
道小の活動を大きく左右する会ではあるが,どうぞよろしくお願いする。
それでは,只今より第1回理事研修会を始める。
 
 


2.会長挨拶 全文表示
第1回の理事研修会に当たり、今年度の北海道小校長会として大切にしたい姿勢について5点お話しする。
 1点目は,「鋭い時代感覚と強い使命感」についてである。
 2点目は,「子どもの学びを中核にした授業改善」についてである。
 3点目は,「校長会としての声の発信」についてである。
 4点目は「教育委員会と校長会との連携」についてである。 
 5点目は「組織の充実・改善」についてである。
 


3.自己紹介
   
役員・理事・事務局員の順で自己紹介をしました。


4.議長選出
牧野 副会長
 第1回の理事研修会の議長となりました。途中で道教委による講話が予定されています。
予定の時間までに終わるように 精力的に進めていきたいと考えています。
よろしくご協力をお願いします。

5.報   告
(1)教育情勢について   河原井事務局長  全文表示 
 新年度に入ってからの国内・道内の当面する諸課題について,4点お話する。
 1点目は,学力・学習状況調査の公表についてである。
 2点目は,2013年度全国学力・学習状況調査の一環として実施した「保護者に対する調査」を用いた分析結果についてである。
 3点目は,「教育委貞会改革」についてである。
 4点目は最後になるが,主に道教委からの内容になるが,タイムリーな情報提供に努めてまいりたいと考えている。 

(2)会務報告        池田庶務理事
  
  会務日誌参照



(3)第56回道小教育研究渡島北斗大会について 
 本間研修部副部長より

 ➀道小日高大会の参加期待数について   



 坂本研究指名理事より
 ②道小日高大会の参加申込みや内容について 
 ③宿泊施設,交通手段などについて

6.協   議
(1)平成26年度の活動推進について 平成26年度 道小活動計画へジャンプ

 1点目は,活動内容の中に「地域全体での学びの推進」という文科省,道教委の教育の方向を受け,「地域と共にある学校づくり」という内容を付け加えた。
 2点目,教育課程に関する内容の項目で,防災教育の重要性から「学校安全に関する教育の推進」を付加した。
 3点目,現職教職貞の研修に関して,これまでの「初任者研修」が「初任段階教育研修」と名称,内容が変更したことを受けて修正をした。
 4点目,活動内容については,時代の流れや現実に即した処遇改正の願い,管理職再任用制度,休憩時間に関する制度という文言を付加した。
 最後に,「第57回北海道小学校長会教育研究日高大会」の開催にあたり,会員の皆様の力により課題の究明と研究の深化が図られることを願っている。
 


(2)副会長、理事の専門部所属について

 平成26年度北海道小学校長会専門部組織一覧を参照



(3)専門部開催~ 各部ごとに部会を開催
対策部 広域人事調査など具体的な業務内容について検討しました。
研修部 道小教育研究日高大会の運営と推進の確認
      その他研修部管轄の業務計画を検討しました。
経営部 地区別教育経営研究会の運営や「学校経営の資料」の編集
      について検討しました。
情報部  会報「北海道教育」の編集計画や活性化支援事業について
       検討しました。
 
【道教委講話】 北海道教育職員局給与課  野上 主幹   
 

(4)各部年間活動計画について
経営部  佐藤部長  経営部年間計画
1 活動方針
① 教育制度,教育改革及び諸法規等の教育情報の収集と情報提供
② 学校運営上の諸問題にかかわる調査及び報告書作成
③ 学校経営の管理運営に関する調査及び研究
④ 教育改革や学校課題に即した情報の提供
この4点を活動方針として,1年間活動していく。
2 業務内容
① 各地区の「教育経営研究会」開催への協力について
② 「学校運営上の諸問題の調査」の実施について
③ 「法制研究集録45集」の作成について
④ 「学校経営の資料」について
3 依頼事項
① 地区別教育経営研究会に関わる提出文書について
② 「学校運営上の諸問題の調査」の報告について
③ 「地区別教育研究会のまとめ」の原稿作成について

研修部  吉崎部長・本間副部長  研修部年間計画
 研修部の活動の中核となるのは,研究大会である。先ほど,坂本指名理事よりお話があったように,9月の日高大会に向け,現地の大会実行委員会と連携を図りながら,大会の諸業務を進めていく。
1 研究大会について
本大会は,新しい大会主題・副主題で開催される2回目の大会となる。昨年度までの大会からのつながりを大切にし,北の大地から世界を見つめ,新しい社会の形成に向けて挑戦する子どもの育成に果たす,校長の役割と指導性について研究を深めてまいりたいと思っている。
分科会の運営にあたっては,本日午後の第1回目を皮切りに,3回の分科会運営者研修会を持ち研究内容の確認,研究成果の交流と各地区への還元など,大会を通して,研究内容の充実・発展を目指し,分科会の進め方を具体化していく予定である。
今年度も第1回分科会運営者研修会から,開催地の司会者にも参加をいただき,運営面・内容面の深まりに向け,より一層の連携を図ってまいります。また,理事の皆様には,各分科会の趣旨説明者あるいは運営責任者としてお力添えをいただくが,宜しくお願い申し上げる。
2 研究収録等について
大会終了後には,大会実行委員会と連携を図り,研究集録「小学校教育別冊51号」を編集する。12月発行の予定である。
3 その他
 さらに,毎年行われている全連小の教育改革等に関わる調査を,本年度も各地区にお願いする予定である。集計,分析結果については,全連小で2月末発行される「研究紀要」に掲載される。

対策部  中村部長  対策部年間計画
1 活動方針
・学校経営上の諸問題や教育条件への要望活動のための調査,情報収集などを行うこと。
・会員の身分確立や勤務条件などの充実,組織の強化に必要な状況把握などを行うこと。
・他団体との連携強化,教職員の福利厚生の充実を目指し,その状況把握と条件整備を図ることなどとしている。
2 業務内容
・文教施策及び教育諸条件の充実に関して
・組織強化に関して
3 具体的な業務
・会貞必携の編集・発行について
・全道小学校長会 会長研修会の計画・運営について
・組織の実態調査について
・他の部同様に,文教施策懇談会・各課懇談会に向けて
4 依頼事項
・全道会長研修会について
・会員必携について
・広域人事に関する調査について

情報部  八田部長・茂木副部長  情報部年間計画
・道小の機関会議での審議・決定や活動状況,及び教育情勢についてできるだけ広く,しかも迅速にお知らせすること。
・各地区校長会や会貞の活動,意見等についての情報交換を活発に行うこと。
・北海道中学校長会や他の教育関係団体といっそう連携協力し,教育世論を喚起すること
2 具体的な業務内容
・会報『教育北海道』について
・『道小情報』の発行について
・『道小情報・道中だより』号外の発行について
・「道小ホームページ」の充実について
・全連小の『教育研究シリーズ』等の原稿提供について
3 依頼事項
・会報「教育北海道」314号と315号の原稿執筆依頼について
・Eメールアドレスの調査について
・「地区校長会活性化支援事業」について
・道小HPに掲載する「地区校長会だより」の内容変更と執筆依頼について

(5)道教委への要望活動について  池田庶務理事
 昨年度末より道中・道公教と連携しながら,要望事項を集約し精選し要望書を作成してきた。5月16日,今週の金曜日にはこの要望書を教育長へ各会長から手渡す予定になっている。
この要望書の性格は,平成27年度の文教政策,予算策定にあたっての要望事項をまとめたものである。
北海道の教育課題について,道教委,道中,道公教が共通理解を図りながら,相互の連携と信頼を深めるとともに,北海道教育の目指す方向や施策等について意見交換する機会ととらえている。

(6)「生きぬく力」を育む本道教育の充実に向けた提言  河原井事務局長
 生涯にわたって学習の基礎となる「自ら学び,考え,行動する力」などを確実に育て,多様で変化の激しい社会の中で「生きぬく力」を育成していくことが今求められていると考えている。これまでも各学校や地区校長会において,「授業改善」や「学校改善のプランの見直し」などに取り組み,子どもと向き合う活動の充実を通して具体化を図っているところである。
道小,道中は,その実践を研究大会や研修会において交流し,成果と課題を明確にするとともに,全道域での調査活動も併せて実施し,本道の教育の充実に向けての学校現場からの“生の声”として,北海道教育委員会への要望書として示している。

(7)第57回北海道小学校長会教育研究日高大会の分科会運営者の委嘱   鈴木会長

(8)情報交流 
    



(9)その他
  ➀組織の在り方検討委員会について
 河原井事務局長
 
この委員会は昨年度の第4回理事研修会において,組織強化や活動の充実改善についての検討をするために立ち上がったものである。その後4回の委員会開催を経て2月末,第6回理事研修会において検討内容の報告提案等があった。提案内容の1つに,組織の在り方検討委員会の継続という項がある。2点報告されその場で了承された。組織の在り方検討委員会は今後も継続しながらメリハリのある組織運営の在り方を検討していくこと。一般会計の執行状況等によっては組織の活動状況から,会費の値上げ等を検討し,組織を支える財源の健全化を図る。この2点をもって,組織の在り方検討委員会を新年度も継続するという方向と,その場において了承を得られている。よろしくお願いする。

7 議長退任
牧野 副会長

 スムーズな進行に感謝申し上げる。議長を退任いたします。


 ※牧野副会長、ありがとうございました。

8 連   絡
(1)地区研修補助金について 尾鷲会計理事
 ・地区研修補助金について
 ・地区送金連絡費について
 ・地区校長会活性化支援事業の補助について 全道小中学校合同
(2)第66回全連小研究協議会埼玉大会について  本間研修部副部長
  
参加について特別な事情があった場合は速やかに道小事務所に連絡をすること
  
  第2回全道大会分科会運営者研修会について 本間研修部副部長
  
6月30日(月)に予定している。本日の第1回分科会運営研修会とこの2回分科会運営研修会をどうつなぐかが大変重要となる。
  皆様のお力をお借りし進めてまいりたい。ご支援ご協力をお願いする
(3)全道会長研修会に関わる事前調査について  櫻井対策部副部長
  6月20日に実施する。共通話題は
  ①学力向上の取組について
  ②いじめ対応について
  ③広域人事について
  ④体力向上の取組について
  ※その他の情報交流として 「子どもと向き合う時間の確保について」 「土曜授業について」
  当日に交流することとなる。
  本日、お配りしたCDROMの中に、参加者報告、共通話題要旨記入用紙があるので6月2日までに櫻井対策副部長まで送付してほしい。
(4)道小連絡網について  河原井事務局長
  緊急の場合、使用する可能性があることを承知いただきたい。
(5)昼食及び午後の日程について   池田庶務理事
  
昼食後、第1回分科会運営研修会が行われる。よろしくお願いする。

(6)次回,第2回理事研修会について  池田庶務理事

   6月30日に予定している。午前中に理事研修会前に、第2回正副会長会、午後からは、第2回分科会運営研修会も予定されている。
   事情があって欠席される場合は速やかに道小事務所に連絡を願いたい。




(7)その他
 ①地区別教育研究会に日程について  角野経営部副部長
  
今年度も8月1日から10月31日を目途に開催することになっている。
  日程については、「地区別教育経営研究会開催一覧」の通りである。
  研究会においては、道小・道中の事務局幹事、役員が出席することとなっている。
  今後については、今年度担当の道小事務局と各地区の担当者の方とが連携をとっていくことになっている。
  今年度の地区別教育経営研究会が充実したものとなるように協力をお願いする。

 ②会報・情報等の送付について      池田庶務理事
  
報告をいただいた市町村校長会連絡責任者の方に道小の7種類の刊行物を送付する。
  刊行物によっては、地区会員数の上に各市村長教委、各地区事務局用を加えてある。(下の表を参照)
  ご注意を願いたい。
  
 刊行物 会員必携 教育北海道  小学校教育  法制研究収録  道小情報  学校経営の資料  道小・道中だより 
 各市村長教委長用(プラス1)    1 1  1       
 各地区事務局用(プラス1)  1 1      1  1  1 

 ③道小会員逝去の場合の弔意について 池田庶務理事
  
道小と全連小から弔電と弔慰金が渡される。
   会員逝去の折は、速やかに道小事務所に電話連絡をお願いする

 ④全連小バッジの取り扱いについて    池田庶務理事

   バッジ支給の意義と目的についてご理解していただき、大切にしていきたい。
   4月11日付けで地区校長会代表者宛に送付した。
   新会員・途中承認・中学校または行政からの転入校長の方へ贈呈をお願いする。

  ⑤情報提供に係るメールアドレス提供のお願い  池田庶務理事
  情報などのより迅速な提供と発送事務・発送経費の軽減を目指し、電子メールによる情報提供を原則としたい。
  メールアドレスの提供をお願いしたい。
  道小事務所に空メールをお願いする

  なお、活用環境の未整備の地区についてはペーパーでの提供は続ける。

9 閉会の言葉 
佐藤副会長
皆様のご協力をいただき,本日予定されていた案件が全て滞りなく審議することができた。
平成26年度の活動がスムーズに行われるよう,各地区の会員の皆様と本日の内容が共有できればと思う。
よろしくお願いしたい。
以上をもって,第1回理事研修会を終わる。