北海道小学校長会 平成28年度 第4回理事研修会

平成28年12月19日 (月) ホテルライフォート札幌


【報告事項】
 〇全連小第224回理事会(10/26)の報告
 〇教育情勢
 〇会務・各部の活動
 〇第59回道小教育研究小樽大会について 
 〇第68回全連小高知大会について
 〇第60回道小教育研究宗谷・稚内大会
  及び第69回全連小佐賀大会について
 〇道教委・教育局への要望内容の
  集約について
 〇へき複連の活動や要望について
 〇道特協の活動や要望について 
 〇平成28年度運営委員研修会
  (中間決算監査報告)について
 〇その他

【協議事項】
 〇道小大会運営研修会を受けて
 〇道小教育研究小樽大会を振り返って
 〇組織の在り方検討委員会の
  報告について
 〇第60回道小教育研究宗谷・稚内大会
  について(シンボルマーク等)
 
 〇平成29年度 活動計画・総会宣言文の
  作成について
 〇平成29年度役員選考について

【連絡事項】
 〇今後の日程について
 〇第5回正副会長研修会・理事研修会について
 〇平成29年度会務予定について
 〇退職会員の感謝状及び記念品について 

田井副会長
 全連小の高知大会分科会のグループ討議に参加した。全国の各地の様子を聴くことが出来た。
校長が抱える課題,問題は北海道と同じであった。全国津々浦々,校長が感じている焦り悩みや不安も一緒であった。
その中で,信念をもってリーダーシップを発揮しながら学校経営を推進している校長先生に刺激を受け,感激し勇気をもらった。
今日の理事研修会でも様々な課題が出てくるが,よりよい道を見つけ出す討議をお願いする。
 



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 松井会長
 さて、教育情勢につきまして、3点お話しする。
1点目は、「学習指導要領改訂」についてである。
2点目は、教職員定数改善についてである。
3点目は、平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の速報値についてである。
最後に不祥事根絶に係る緊急アピールについてお話ししたい。



奥村副会長
年末の忙しい時期にもかかわらず,ご参集いただいたことに感謝を申し上げる。
本日の理事研修会の内容は 大変ボリュームがある。精力的に進めていきたいと思う。
参会者の皆様のご協力を得ながらよろしくお願いする。




(1) 全連小第224回理事会(10月26日)の報告 詳細は「全連小速報」を参照

大徳 副会長 
【大橋会長の挨拶の概要】
 ①学習指導要領の改定について   ②文科省の29年度の概算要求について  ③全連小の組織運営について
【報告事項 】
 ➀会務・事業・要望活動、会計報告  ②東日本大震災被災地視察及び懇談会について  ③海外教育事情視察報告について
【情報交流】
 コミュニティスクールについての交流


(2) 教育情勢について   全文表示
 角野 事務局長
 国内の情勢から2点と道内の情勢から2点、
最後に不祥事根絶に向けた取組についてお話しする。


(3) 会務・各部の活動
会務日誌報告   松村庶務理事
 9月中旬から12月の会務報告をする。まず、道小の主な動きについては9月9,10日には第59回道小小樽大会が630名の参加を得て、
大きな成果を残し成功裏に終えた。
小樽市小中学校長会の皆様には実行委員21名と限られた人数で地域の実情に合わせたすばらしい大会を具現化していただいた。……

  経営部            研修部            対策部            情報部
              
 長谷川敏之部長      岡村 宏安部長       吉川 修副部長      石川 満 部長
 


(4) 第59回道小教育研究小樽大会について
井村指名理事
 資料にあるように、昨年度11月4日に 設立総会を立ち上げてから、今年度の9月の大会まで、たくさんの会議をしてきたが、
これ以外にも細かいところで道小事務局の皆様や本部の方々と会議をしたり、連絡を取りやったりしている。
実行委員21名と限られた人数だったので、後志小中校長会も皆様、道小の方々の協力がなければなし得なかったと思う。
本当にありがとうございました。
 資料を読む


(5) 第68回全連小高知大会について
神谷 研修部幹事
 平成28年10月27・28日,高知県高知市で開催された第68回全連小研究協議大会高知大会について報告する。
大会主題の下、高知大会では「社会の変化に主体的に関わり 共に豊かな未来社会の創造に挑むこどもの育成」という副主題で開催された。
 ……続きを読む


(6) 第60回道小教育研究宗谷・稚内大会及び第69回全連小佐賀大会について
大石 研修部副部長
道小教育研究宗谷・稚内大会の参加期待数について説明する。平成29年度の会員数は1046人となっており、本年度より13人減少となる。
各地区の参加期待数は、開催地の宗谷地区は会員の100%、開催地区の第2ブロックは、70%、その他の地区は50%として、
端数は四捨五入している。参加期待数の合計は574人となっている。ひとつの分科会44~45人の構成となっている。
……続きを読む 


(7) 道教委・教育局への要望内容の集約について

松村 事務局次長  
 各地区から集約した道教委・教育局の要望内容を整理し,
➀次年度も要望していくのか 
②文言を見直す必要があるのか 
③要望内容そのものを削除してよいのか
を計画した準備日程に沿って、来年度5月に道教委へ提出する北海道文教施策・予算策定に関する要望書を道中と連携して作成していく。
 

(8) へき複連の活動や要望活動について

伊藤 指名理事  全文表示 
 今年度、全道の研究大会は,第65回 全道へき地複式教育研究大会渡島大会、9月27,28日の二日間,
参加者640名を得て盛会に終えることが出来た。
また、第66回全道へき地複式教育研究大会釧路プレ大会も9月23日、360名の参加者を得て、無事に終えている。
 平成29年度活動予定であるが、今年度の釧路プレ大会が、第66回全道へき地複式教育研究大会釧路大会と本大会になる。
プレ研究大会は、平成29年9月29日に後志プレ大会を行う予定である。
このように、授業研究するところは、プレ大会、本大会と2年間継続して研究を行っている。…… 


(9) 道特協の活動や要望活動について
髙村 指名理事  全文表示 
 道特協は、「一人一人の教育的ニーズに応え、豊かに生きる力をはぐくむ特別支援教育の推進と充実」を研究主題に、
全道小中学校1400校が加盟し、5ブロック25地区の体制で研究を進めている。
主な活動として、経営研究会、全道大会、研修会を開催している。
今年度については、第41回北海道特別支援学級設置学校長協会 経営研究会旭川大会を11月1~2日に開催した。
全道25地区から約250名の会員の皆様に参加していただき、成功した大会となった。……

(10) 平成28年度 中間決算監査報告について
  池田会計理事より9月末現在の中間決算報告があった。


 その後、反保監査委員長より、中間決算監査報告があり、収支について誤りなく、正確に処理されていることが確認された。
池田会計理事                                       反保監査委員長

(11)その他
➀北海道小学校長会 60周年記念式典・祝賀会について
 日時は、平成29年12月18日 第4回理事研修会の後に行う。
時間の目安として15:00~記念式典  17:00~祝賀会 としたい。
記念誌については経費削減や業務多忙を鑑み、原稿の「教育北海道」の紙面を増やす工夫をして発刊する。
担当は、式典の内容・運営については5役・事務所。記念誌作成については情報部となっている。……資料を確認する

全連小速報No.4 大会主題の文言修正 別紙参照
 道小情報・道中だより 号外の訂正 別紙参照

平成28年度全国体力運動能力運動習慣等調査の調査結果に関する情報提供 
 道教委より情報提供があった。教育長のコメントも載っている。資料をお配りした。活用をお願いする。




【 講 演 】 札幌学院大学 大学院臨床心理研究科  臼井 博 人文学部教授
 演題 学力形成に対する非知能要因の影響 講演資料



(1)道小大会運営研修会(反省会・引継会)を受けて








  ➀道小大会運営研修会(反省会・引継会)報告  大石研修部副部長 全文表示
     平成28年10月11日に道小大会運営研修会を開催して、小樽大会の反省と次期開催の宗谷・稚内稚内大会への引き継ぎを行った。
   その中で、来年度の改善点をお話する。
   1点目は、事務局幹事と大会実行委員会との連携についてである。
   2点目は、各地区との連携についてである。
   3点目は、参会者の当日の欠席連絡についてである。
   4点目は、分科会の充実についてである。

  ②道小大会を振り返って 司会進行 新井研修部幹事
   5人の理事より
   杉本   功 理事(石狩地区)  加賀  誠 理事(宗谷地区)   竹嶋 充 理事(渡島地区)
   藤森 正男 理事(空知地区)  石川  満 理事(十勝地区)
   主な成果について
  ➀日高大会、十勝大会の成果と課題を受け、小樽大会での提言がなされていたので、分科会の話し合いに深まりがあった。
  ②キャリア教育や現職教育等、来年度再編成される分科会では、次年度へのつながりを意識した活発な話し合いが行われ、成果と課題が次に引き継がれていた。
  ③アナライズカードを使ったり、学校経営でも使えそうなキャッチフレーズを作成したり、実物投影機を使ってグループ発表を行ったりと、
   収穫の多い参画型の分科会であった。事前に運営者間でメールで情報交換したり、意見交換をしたりしていたので分科会の進行もスムーズであった。
  ④分科会の成果が各地区へ広がる具体的な形として、十勝地区は校長会と教頭会でミドルリーダー育成のためのスクールリーダー育成研修会を立ち上げた。
  ⑤後志地区や小樽市中学校長会と連携されたことは、地域のネットワークの広がりを考えると貴重な財産になったのではないか。
   人数の少ない校長会でも大会ができるコンパクトな運営の仕方は。来年の宗谷・稚内大会への見事なバトンパスになった。
  ⑥来年度の、宗谷・稚内大会は、小樽の皆様の温かい心のこもった運営をしっかり引き継いでいこうと決意を新たにしている。

            


           
                           

(2)組織の在り方検討委員会の報告について






澤井委員長
 
 11月14日の 第4回組織の在り方検討委員会において,この中間報告書に対する地区意見を踏まえた上で,
各委員の間でかなり突っ込んだ 意見交換が行われた。
ここでは,今後も経費削減の努力や工夫を重ねて いくこと,これからの安定的な活動を継続していくためにも,
ほぼ10年先を見通した値上げについて検討する必要があることなどが確認された。
現在のところ,概ね,平成29年度から6,000円値上げをし,隔年進行で 2,000円値上げをする方向で検討が進んでいる。
税源移譲が行われる札幌市に対して,活動対策費を道小の年間予算に計上する場合,どの程度の金額となるのか,
また,その額の根拠となる内容について,もう少し議論を詰めていく必要がある。……詳しく報告を読む


 渡辺 元 副会長より
 札幌地区から税源移譲にともなう、道小における札幌市小学校長会の立ち位置についてあらためて説明があった。……詳しく説明を読む

 道小事務局より
 第4回理事研修会で公表を予定していた 最終報告書については、今回出来なかった。
もう少し審議に時間を要するということである。
臨時の組織の在り方検討委員会を1月下旬から2月上旬にかけて1回開き、議論を重ね、
第5回理事研修会において 最終報告書を提示したい。
ご理解とご協力をお願いする。


(3)道小教育研究宗谷・稚内大会について  





 大石研修部副部長  全文表示
 
第60回道小教育研究宗谷・稚内大会は、現在の大会主題で開催される5回目の開催となる。
小樽大会までの成果と課題を検証する大会でもある。
また、平成30年、北海道函館市で開催される第70回 全連小研究協議会北海道大会に向けての
研究の方向性を視野に入れる大会でもある。副主題と分科会構成を変更して行う大会でもある。
……

 大島指名理事

 キャッチフレーズは稚内市が子育て運動の発祥の地であることから
「日本のてっぺん子育ての町から 子どもたちが輝く 未来に向かって新たな挑戦を」とさせていただいた。
シンボルマークについては、大人と子どもで子育て道しるべの北極星と宗谷のSとYをイメージしている。
記念講演は川島隆太先生にお願いしている。現代の子どもたちの課題であるネットとゲームの影響について
脳科学から指摘していただく予定である。……詳しい資料を読む

大石研修部副部長  宗谷・稚内大会 分科会の研究課題・趣旨及び研究の視点
第60回道小教育研究宗谷・稚内大会「研究主題・副主題・分科会研究課題・趣旨及び研修の視点」の冊子は、
平成30年、北海道函館市で開催される第70回 全連小研究協議会北海道大会を視野に入れて、作成している。
現在、副主題・趣旨及び研修の視点については、全連小常任理事会で検討されている。
今後、変更になる箇所も出てくる可能性がある。ただ、大会の大枠については、大きな変更はないと思っている。 ……
 

(4)平成29年度 活動計画・総会宣言文の作成について
角野 事務局長
 活動計画作成委員会は,松村事務局次長をチーフとして、事務局から5名委嘱している。
さらに、各専門部話し合いをもとに、各部の理事の皆様の中から1名選出し,合わせて9名で組織される。
2月17日の活動計画作成委員会でまとめ,第5回理事研修会で協議され,総会で提案・決定する。

 総会宣言文は,経営部 武部幹事をチーフとして、平成29年度の活動計画の概要が決まり次第,作成にとりかかる。
総会宣言文起草委員については、新年度,各ブロック代議員から1名と,事務局内責任者と合わせて6名で構成する。
総会宣言文起草委員会を,総会当日に開催し,総会に提案する。なお、委員長は順番により第2ブロックからの選出となっている。

(5)平成29年度 役員選考について
 本間 事務局次長
 北海道小学校長会 会則6条により、翌年度の「会長・事務局長」は,2月の理事研修会で決定し、総会で承認を得ることとなる。
このことから、「会長・事務局長」の選考については、次回第5回理事研修会で提案、決定することになる。
2月24日当日、役員選考委員会を開催する。
役員選考委員は,
    札幌地区 小川理事,  小樽地区 小杉理事, 宗  谷地区  加賀理事,
    渡島地区 竹嶋理事,  空知地区 藤森理事, 釧路市地区  吉川理事 の6名にお願いする。
事務局担当は、池田会計理事となる。
 



奥村 副会長
おかげさまで最後まで議事の進行ができた。
内容が多く、終わることができるかどうか胃が痛くなるほどであった。
前皆様のご協力に感謝する。


(1)午後の日程
(2)第5回正副会長研修会・理事研修会について


松村事務局次長

 ・役員選考委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平成29年2月24日(金)  13:30~
                         場所:ホテルライフォート札幌 3階はなの

 ・第5回正副会長研修会・・・・・・・・・・・・ 平成29年2月24日(金)  13:30~14:30
                         場所:ホテルライフォート札幌 2階 いずみ

 ・第5回理事研修会・・・・・・・・・・・・・・・  平成29年2月24日(金) 14:30~17:00
                         場所:ホテルライフォート札幌
(3)平成29年度 会務予定について(道小・全連小)
松村事務局次長

諸会議年間計画 (第4回理事研修会 案)
          おおよその来年度の計画にご利用ください。変更もありえます
(4)退職会員の感謝状及び記念品について
本間事務局次長
 退職会員に,全連小より感謝状,道小より感謝状・筒と記念品を贈呈する。
 小中併置校長には,道小・道中よりそれぞれ感謝状が贈られます。その際の記念品は,小本務校長には道小より,
 中本務校長には道中より,道小・道中の両校長会名が併記されたものが贈られる。
 記念品と感謝状用紙は,1月下句に事務局長宛に発送予定である。
 印刷・記念品納入の関係等でお届けが遅れる場合もある。 なお,お届け先を変更する地区は,道小事務所まで連絡をお願いする。

 記念品と感謝状の贈呈方法については,各地区に一任する。
今後,新たに退職される方がでたら,その都度,道小事務所へご連絡をお願いする。
(5)その他



髙田副会長
今回の理事会は、臼井教授の講話を始め、報告や協議と内容も濃く盛りだくさんの理事研修会となった。
チーム道小として、この1年、充実した活動が行われたことである。また、今後も引き継がれていくと押さえている。
組織の在り方検討委員会や次年度に向かっての活動計画は、2月の理事研修会で示される。
この後、冬期休業に入るが、校長は、インフルエンザ、暴風雪対策等の危機管理、また、次年度の準備をしなくてはならない。
健康に留意され、2月の理事研修会で、皆さんにお会いしたい。